「あなたはラーメンを食べようと入ったお店で、カツカレーに切り替えられる勇気をもっていますか?」
長浜駅前に、私の大好きなお店があります。30年以上地元の方に愛されている“ラーメン大学 都”です。
おじさんたちに酔っ払った勢いで「オレの出身はラーメン大学だ〜」なんてギャグみたいなことで散々名前を使われてきたラーメン店です。
長浜駅前のラーメン大学との思い出
ラーメン大学との一番古い思い出は、中学生のころに同級生たちと長浜駅から歩いて長浜楽市まで遊びに行った際、浮ついた気持ちが気に障ってしまったのか、高圧的な人たちにロックオンされてしまい、抵抗する勇気もなく全員の財布からお金が無くなってしまいました。当時はよくある話です。
意気消沈して帰りに、靴下の中に隠しておいたホットなお金を使って食べたのが、ラーメン大学のラーメンでした。
子どものころから馴染みのあるラーメン店で、同級生たちと食べた青春の味。
昔から一度好きになったら、メニューも見ずに同じものを注文する性格で、今でもラーメン大学にいくと、頑なにチャーシュー麺ばかり注文します。人には冒険心が無いねとよく言われます。
ただ近年、そんな固定観念をひっくり返すようなことが起きます。
友人から一口もらった
ラーメン大学の
“カツカレーがうますぎた”んです。
固定観念とは恐ろしい。おいしいものを知るチャンスを失ってしまっていることに気がつきました。
カツカレーがあまりにおいしかったので、久々に会った従兄弟に、「ラーメン屋さんのカツカレーがおいしいんよ〜。」と話したら笑われました。
なぜ笑う?と理由を聞くと、
「ラーメンの口なのに」だと言う。ラーメンが食べたくて入ったお店で、カツカレーを食べるのは相当の勇気が必要だと。
なるほど、勇気がいるのか。確かにこれまでの私には勇気がなかった。
勇者だけが食べられる“絶品カツカレー”とは
もう過去は振り返らない。お店に入って座席についたらカツカレーを注文。あとは黙って待つ!
そして出されたカツカレーがこちら。
このカツの厚み。食べたらお昼から眠たくなるボリュームのTHEカツカレーをしばらくみつめてほしい。
これまでブレずにチャーシュー麺を頼んできましたが、ここ最近は三連続でカツカレーのとりこになってしまいすっかりブレブレです。
はじめて食べた時の率直な感想は、なんてボリューミーでフルティーなカレーなんだと、手アカのつきまくった言葉が頭によぎりました。
このカツカレーを食べるまでは、テレビのグルメレポーターがよく使う、「コクがありますね〜」の“コク”の意味がまったくわかりませんでしたが、
なにを食べてもおいしい!としか表現ができない、舌がバカな私でも、このカレーを食べると「あぁっ、これがコクね〜!」と、わかりやすくとってもコクのあるカレーでした。
一体なんなんだ?このルーの深みは、
勇者のカツカレーは、ラーメンスープを使った“ブレないカツカレー”でもあった。
そりゃ、うまいわけだ。
ラーメン大学 都の営業時間やお店情報
長浜で三十年以上営業されていて、地元の方に愛されているラーメン店です。いつもランチ時に行くと多くのお客さんでにぎわっている人気店で、こちらのカツカレーは絶品です。「ラーメン店のカツカレー」をぜひ食べてみてください。
もちろん味噌バターチャーシュー麺と餃子もオススメですし、まだまだ食べていないメニューもありますが、これからは固定観念を取っ払って、いろいろ食べてみたいな。
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食べてみた結果がこちら
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店名 | ラーメン大学 都 |
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営業時間 | 11:30 〜 20:00 |
定休日 | 水曜日 |
住所 | 滋賀県長浜市南呉服町9-11 JR長浜駅(東口)から徒歩3分ほど |
座席 | カウンター / テーブル席 |
駐車場 | あり |
URL | 食べログ 北国街道 うまいもん処 うだつ会 |
プチおすすめ情報 | ここ長浜では集まりがある際に、手土産でラーメン大学の餃子を持っていくと、高確率で喜んでいただけます。注文は前もって電話をしておくとスムーズですよ! |