寒くなってきましたね。
天気がよかったので、長浜駅から大通寺まで散歩してきました。
長浜駅から黒壁の前を通り、アーケードをくぐって左に曲がると、大通寺の山門が見えます。
今は大通寺の山門が白いシートで覆われていて、今年の5月からおよそ1年半かけて修復工事をされています。瓦や支える木材が痛んでいるんですね。なんと半世紀ぶりの工事のようです。
長浜観光へ来たけど、大通寺に入れないの??
あれ?入る事はできないのかなと思いましたが、歩行者専用通路があり問題なく入れます。通路には修復工事中の今しか見れない写真がありました。
天井には江戸時代の絵師、山縣岐鳳(やまがたぎほう)が描いたものがあるようです。
シートの中ではこうやって作業されているんですね。
今はシートで覆われていますが、本来このように立派な山門を見る事ができます。(数年前に撮影したものです)街の風景が山門にぴったりです。
大通寺にはもう一つ西側に台所門というのがあり、昨年修復されました。長浜城の大手門だったものを移築されたと言われてます。こうやって平成19年度から10年計画で寺全体を修復されています。
お寺の方の話では、こうやって修復されると当時の技術や、どのような順番で木が組まれているかが分かったりハッケンがあるようです。そして現在この山門は、長浜市の指定文化財ですが、後世に受け継がれて国の重要文化財になってほしいと伺いました。
綺麗に修復され表参道に現れる日が楽しみですね。
山門をくぐると、国の重要文化財である本堂や、加賀の千代女(かがのちよじょ)の歌碑など見どころが沢山あります。
工期:2013年5月20日〜2014年10月20日まで
山門は修復工事中ですが本堂は参拝する事ができますよ!(17:00に閉門されます)