「地元のお土産をわざわざ買って食べることはありません。」
長浜市内のスーパー(平和堂)や道の駅、サービスエリアなどで、お土産品として販売されている“のっぺいうどん”を買ってみることに。
そういえば、うどん屋さんで注文することはあっても、家では食べたことがありませんでした。
近ごろ自宅にいる時間が増えたので、この機会に作ってみましょう。
そのまえに、のっぺいうどんをご存知でしょうか?
のっぺいうどんとは?
長浜名物 元祖のっぺいうどん
明治九年(西暦1876年)、京都より長浜に店を構えた初代店主が、京都に多い葛料理にヒントを得、しいたけ、湯葉、麩、かまぼこ等を秘伝のだしで煮詰め、吉野葛でとろみをつけてうどんに加えた「のっぺいうどん」を長浜に紹介しました。
創業以来、百年以上綿々と長浜の皆様に愛されてまいりました。
のっぺいうどんを是非一度ご賞味ください。
忘れることのできない湖北長浜の味です。
のっぺいうどんの特徴としてはずせないのが、片栗粉でとろみのある出汁です。この見た目がのっぺりしていることからのっぺいうどんと言われるようになったとか。
とろみのある出汁によくからんだ椎茸やかまぼこ、湯葉、麩など。さらに添えられた生姜がとてもよくあうんです。
のっぺいうどんと言えば、黒壁スクエアにある吉野さんだったり、巨大な椎茸が印象的な茂美志屋(もみじや)さんが有名です。
古い木造家屋を利用した造りの茂美志やさまは、創業100年以上の歴史を誇る。のっぺいうどんは、長浜付近で昔から親しまれている郷土料理で、鰹と昆布の出汁に特大の椎茸や麩、湯葉、蒲鉾、みつ葉など具が入る!最後に生姜をのせると上品な味となる。
茂美志や
滋賀県長浜市元浜町7-15 pic.twitter.com/RxWu0o2Lr1— 毛利豊前守勝永@長浜武将隊 (@kathunaga_m) March 12, 2020
この他にも、黒壁スクエアの近隣にあるうどん屋さんでも食べることができます。
長浜のソウルフードと言っても過言ではない、のっぺいうどんのお土産版がこちら。
長浜観光のお土産品のっぺいうどんを開封してみる
長浜のっぺいうどんです。持って帰るのに完璧なパッケージ。すでに買い物袋いらず!
この中に三人前の、のっぺいうどんセットが入ってます。
開封してみると、
うどん、めんつゆ、片栗粉、しいたけ、お麩と簡単な説明書が入っています。
10分程度で作れちゃいますよ。それでは作ってみましょう。
自宅でのっぺいうどんを作ってみよう!
まずは、沸騰したお湯にうどん麺を投入。3分間ほど湯がきます。
湯がいたらお湯を切り、熱いうどん麺を丼に入れておきます。
鍋に水を入れ(1人前の場合は300cc)付属の「めんつゆ」を入れる。(※うどん麺を湯がくのと同時に行うと◎)
付属の「片栗粉」を入れる。
付属の「お麩」を入れる。
付属の「しいたけ」を入れる。
付属品を全部投入してから火を付ける。よくかき混ぜながら、とろみが出るまでグツグツ煮るだけ。
できた出汁を丼のうどんの上にかけましょう。もっちりとした太麺とよく絡みます。
あとは、お好みの野菜と生姜を添えるとより一層おいしくなります。
めちゃくちゃカンタン!これで出来上がり。
長浜のっぺいうどんをお土産に持って帰ったらきっと喜ばれる
長浜の寒い地域にぴったりなのっぺいうどん。最後の一口まで熱々で食べられるので、食べた後はほっこり体が温まります。
正直に言ってしまうとあまり期待していなかったのですが、想像以上に美味しかったので、次は友人への手土産にします。
あまりにも簡単に作れたので、ぜひご自宅で召し上がれ!