こんにちは!ナガジンの村上です。あまりに天気の良い日が続くので、賤ヶ岳(しずがたけ)の山頂まで行って来ました。結果から言ってしまうと抜群の景色でしたよ。
賤ヶ岳はリフトがあるので、麓から一気に山の上へ行ける!
山頂と言っても、歩いて登ったわけではなく、ここ賤ヶ岳はリフトがあるので、一気にリフトで行っちゃいました!
大人だったら、ポーンと往復¥800を支払って山の上まで行ってしまいましょう!
これ以上ないっていうくらい、無駄のないのリフトです。シンプルイズベスト、大丈夫でしょうか。
リフトに乗ると早々に、5月に満開となる“シャガ”という花の上を空中散歩。メルヘンですね〜。
リフトを降りたら、300mほど山道を歩きます。
実は幼い頃に祖母と来たことがあるようですが、まったく記憶にありません。
おっ、旗が見えて来た山頂かな。
山頂へ到着。公園になっていて、のんびりとした光景で気持ちいい。
あぁーしまった「お弁当を持って来ればよかったな。」(自動販売機が1台設置してある程度)
何十年ぶりだろうか、クワガタムシを発見!
こりゃ絶景!賤ヶ岳の山頂から景色を楽しもう!
さぁ見てください。ここからは伊吹山・びわ湖・余呉湖が一望できますよ。
パノラマか!?いやジオラマにも見える!湖北の風景
山頂から南を見れば、長浜・米原の町や伊吹山がよく見えます。
なかなかこうやって地元の風景を見ることがないので新鮮です。それに田んぼに水がはって気持ちの良い季節ですね。
「“びわ湖”ってすごいな」と、ふと口にしてしまう風景がある
今度は西側を見ると、大きなびわ湖が見えます。目の前は青色と緑色しかありません。
びわ湖から風が吹いてきて気持ちがいいですよ。
ちなみにこの日は、大きなバズーカのようなレンズを構えたカメラマンさんが大勢おられました。「何を撮ってるんですか?」と聞いてみたら、ハチクマ(タカ科の鳥)の通過ポイントになっていて、ここは観察にぴったりな場所らしい。なるほど!びわ湖からの上昇気流にのって山を越えていくんですね。
ワカサギ釣りや羽衣伝説で有名な“余呉湖”が一望できる
最後に北側を見てみましょう。余呉湖(よごこ)が一望できます。
余呉湖といえば、冬場のワカサギ釣りや羽衣伝説で有名な場所です。
“賤ヶ岳の戦い”とは、織田信長の後継問題で、“豊臣秀吉 VS 柴田勝家”が対決した戦い
ちょうど語り部ガイドさんがおられたので、賤ヶ岳の戦いの解説を聞いてみました。
賤ヶ岳の戦い(1583年)とは豊臣秀吉 VS 柴田勝家が、織田信長が本能寺の変で亡くなったあと、後継問題でもめにもめて対決した戦いですが、ガイドさんによると、今いる山頂で戦いが行われた訳ではないようです。厳密には余呉湖畔で大きな戦闘があり、余呉湖が血で染まったと伝わっているそうです。なんとまぁ!
歴史的視点から見ても賤ヶ岳は眺望の優れた場所です。ここで実際に戦いが行われた場所で歴史解説が聞けるなんて、これ以上にないくらいわかりやすい。
歴史好きの人はめちゃくちゃ楽しめる場所です。
賤ヶ岳へ景色と歴史を感じるハイキングに行こう!
新緑の季節で素晴らしい絶景スポットでした。天気の良い日や、ホッとしたい時はリフトがあるのですぐに登れます。ぜひ皆さんも行ってみてください。(冬期はリフトはお休みです。)
次は他の季節にも登ってみたいです。
施設名 | 賤ヶ岳リフト |
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料金 | 片道:大人 / ¥420 子供 / ¥210 往復:大人 / ¥800 子供 / ¥400 |
営業時間 | 9:00 〜 17:00 11月以降は、9:00 〜 16:00まで 12月 ~ 3月冬期運休 |
営業日 | |
住所 | 滋賀県長浜市木之本町大音1366 <Googlemapはこちら> |
アクセス | お車をご利用の場合:北陸自動車道木之本ICから2.1km 電車をご利用の場合:木ノ本駅からタクシーで10分ほど バスで15分(大音バス停下車) |