実家の押し入れを掃除していたら、祖父の古いアルバムが出てきました。
その中に長浜の風景が写っている写真があり、昔と今を見比べてみたらおもしろいかもしれないので、散歩がてら写真を撮ってきました。
今回は長浜駅から比較的近くて、歩いて行ける場所を3つ紹介します。
1. 黒壁スクエア内の祝町通りにある叶匠寿庵さんの建物
<1933年の写真>
まずは、林屋本店という化粧品屋さんの写真です。「林屋」の看板がとてもインパクトがあって、大きなのぼりや旗が立っています。
現在はこのような感じです。
<現在の写真>
今はカフェの叶匠壽庵さん(ゆう壱番街祝町通り商店街のお店)がある場所です。屋根の部分を見ると面影が残ってますね。さらに写真左下の赤いポストの位置が同じです。
2. 豊公園内にある大正天皇御大典記念の灯籠(とうろう)
<年代不明>
写真の年代は不明ですが、とても古いものです。以前にこちら「長浜駅から5分で行ける絶景スポット」でも紹介した豊公園内にある夕陽が見える浜にあります。
<現在の写真>
灯籠と松の木は今も昔も変わらずそのままですね。
3. レトロな雰囲気は今も変わらない旧長浜駅舎
<1958年頃の写真>
恐らくこれくらいの年代です。(あやふやでごめんなさい)ちなみに長浜駅は、1903年で現在の位置に新しく移動しており、この時は既に旧駅舎となっています。
<現在の写真>
ここは現存する最古の駅舎で鉄道記念物にも指定されています。
今は長浜鉄道スクエアとなっており、中へ入ると「旧駅舎」「北陸線電化記念館」「長浜鉄道文化館」があり、昔の駅長室やD51(D51形蒸気機関車)を見ることができます。
80年前に祖父が写真を撮った同じ場所で孫が写真を撮る
こうやって昔と今を写真で比べるだけでも面白いです。全く変わらない風景を見つけると、町の姿を大切に残されている長浜の人たちの想いが伝わってきます。
何十年も前に写真を撮った祖父は、まさか未来に孫が同じ場所で写真を撮るとは、想像もできないでしょうね。私自身も祖父が写真を撮った場所で、写真を撮るなんて不思議な気持ちになりました。
他にも古い写真があるので、長浜の風景を見比べに出かけます。皆さんもご自宅の古いアルバムを見ると何かおもしろい発見があるかもしれませんよ。